横浜国立大学では日本住宅モルタル外壁協議会の協力を得て、ラスモルタル外壁の耐震性能に関する静的実験を行っています。
実験では、実物大のラスモルタル外壁を製作し、地震力に相当する水平荷重を加えた際の各部の変形や損傷などを観測します。
今回は主に、通気胴縁やラス下地板を留める釘の種類を変えると、ラスモルタル外壁の耐震性能がどのように変わるのかを調べました。
(本動画は、実験過程の静止画2000枚程を繋げて動画にしています)
この結果をもとに、ラスモルタル外壁の下地を構成する材料(通気胴縁、ラス下地板、釘、ステープルなど)が変わっても、パソコンによるシミュレーションによって耐震設計が可能になる技術の開発を目指しています。
【参考イメージ】