好みに合わせたオリジナルデザイン
セメントに小さな石や砂を混ぜたものをスプレーガンで吹き付け、表面のザラザラとした質感が特徴的。落ち着いた印象に仕上がります。
1960年〜80年代にかけて一般的なモルタル外壁の仕上げ材として普及した歴史があり、比較的費用も安いため現在も広く利用されています。
セメントに小さな石や砂を混ぜたものをスプレーガンで吹き付け、リシン吹付よりも厚みのある凹凸が重厚感を醸し出します。
吹き付けたあとにコテやローラーで角を押さえる「ヘッドカット仕上げ」などもあり、仕上げ方次第で出来上がりのイメージに変化をつけることも出来ます。
塗料に石や砂を加えないため表面のザラつきがなく、滑らかな凹凸に仕上がるのが特徴です。
塗装は下塗り,主材,上塗りと3回行われます。
弾性があるため水密性もよく、耐久性を重視する方にお奨めです。
「リシンかき落とし」「砂洗い出し」「種石研ぎ出し」「エイジング造形」など創意工夫と技能を活かして、さまざまな表情を創り出します。
高級感溢れるデザインから先駆的な表現まで、職人の腕次第で幅広い演出を可能にします。
同潤会アパートのアーカイブとして表参道ヒルズに展示されているリソイド洗い出し,東京ソラマチタウンの内装として落下も剝落のリスクもない石張りやレンガ造デザインの造形,東京駅の窓まわりに施されている雨を見切り窓を締める人造石研ぎ出し,銀山温泉の宿に模様されている漆喰コテ絵,など、街を歩くとさまざまな左官仕上げを見つけることができます。
ぜひあなたの家にも左官仕上げを取り入れてみてください。
※高度な左官技能が必要ですから、事前に設計事務所や工務店等とよく相談してください。